


角田昭八は昭和8年、仙台市六丁の目(現在の若林区中町)で、農家の8人兄姉の末っ子として生まれました。
「八」の字は末広がりで縁起が良い事と、「昭和8年生まれ」と「8番目の子ども」で「昭八」だそうです。
15歳からレストランで修行を始め、以来1979年のHACHI開業まで洋食レストラン一筋で料理人としての道を歩んで来ました。

現在のHACHI名取本店で「コーヒーとお食事の店 HACHI」としてオープン。
名前の由来は…そうです、ご推察のとおりです。
「八は末広がりで縁起が良い」という自分の名前の由来と同じです。
メニューは、とんかつ、スパゲティ、焼肉、ピラフ、サンドイッチ、そしてハンバーグなど、どこにでもある洋食屋さんとしてスタートしました。
料理人としてのこだわりで、仕込みには一切の妥協をしない仕事ぶりでした。
角田昭八の洋食料理人としてのこだわりは、「日本人に合う洋食」でした。
中でもハンバーグは、素材をそのまま提供する料理ではなく、メインとなるパティにもソースにも、料理人として手を加える部分の多い料理であり、独自性を打ち出せる料理です。
これまで工夫を凝らして作ってきた“日本人に合う洋食”が一番表現できたメニューでした。

なんでもあるメニュー豊富な洋食レストランとして、多くのお客様から愛されて来ました。
その中でも人気だったのがハンバーグでした。80年代に入り、世の中の情報量の多さや、嗜好の多角化の中で、HACHIを「専門店化」することの必要性を見出しました。
トンカツの専門店、パスタの専門店、サンドイッチの専門店などがある中で、当時は珍しかった「ハンバーグの専門店」が誕生しました。

創業から、28年が過ぎました。
この間、創業者の角田昭八は現場を引退していますが、現在のチーフまでたくさんの料理人たちが、そのレシピや「日本人の舌にあうハンバーグ」のコンセプトを守りながら新しいことに挑戦してきました。
お客様は、当時デートでいらっしゃっていたカップルがやがてお子様をお連れになり、今ではその子がアルバイトで手伝っていたり、他にもご家族で訪れる方々や、彼氏や彼女を連れてデートで利用なさる方々もいます。
「八は末広がりで縁起が良い」…そんなありがたみをかみ締めて創業30年目に向かっています。