
<創業180年のハチ食品さん>
江戸時代弘化年間に薬種問屋として創業し、明治38年二代目今村弥兵衛が国産初のカレー粉を開発した…
明治後期から昭和にかけて全国の家庭にカレーがひろがった。
そんな歴史を持つ大阪の老舗・ハチ食品さん。
今年は同社が国産初のカレー粉が販売してちょうど120年を迎えます。
現在はスパイスやレトルトの製造がメインの食品メーカーです。
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<伝統の蜂カレー>
明治38年、薄暗い蔵の中で、日夜カレーの開発に格闘していた今村弥兵衛がある朝、一匹の蜂が朝日を背負い黄金色の輝きを放っているのを見かけました。
その輝きが自分を励まし、カレー粉の完成にたどり着いた。
その思い出からカレー粉の名前を「蜂カレー」と名付けて販売し、のちに社名の由来になりました。
<名前のご縁>
蜂カレーとハチ食品、そしてレストランHACHI。
互いの存在や歴史、社業を認識しており、リスペクトしていた両社の代表同士が、共通の取引先さんのご縁で2025年、面会が実現しました。
「他人とは思えない名前」という話題から始まり、互いの強みを活かして一緒に商品開発を進めていくことに合意しました。

<調印式>
ハチ食品さんとレストランHACHIは互いの商品開発、マーケティング担当同士の協議を重ねて、2026年春を目指してレトルトソースの開発へ向けて前に進むことになりました。
最初の一歩目として、ハチ食品さん伝統の蜂カレーをレストランHACHIの店内でメニュー化することになり11月に発売されます。
写真は、これからの長いゴール、楽しみなゴールに向けての調印式の風景です。終始笑顔が絶えない時間でした。
